
曲名:誰にもない海 -Still Me-
イメージ:インディー,ダーク,サイケデリックフォーク,ブロークンビート,Still Me,振り向けば同じ空,男性ボーカル
lyrics
『誰にもない海 -Still Me-』
薄明の海図にない潮目
群れから逸れてる航跡
誰かが描いた円弧の外
波紋だけが先を急ぐ
砕けた北辰の欠けた側だけ
指をさされていた
けれど沈黙の底では
別の磁針が脈打つ
逆風に擦れた帆の音
まだ消えない
まだ折れない
Still Me
灯台は沈まない
嵐が海を塗り替えても
他船の光じゃ辿れない
僕だけの水路がある
Still Me
白波の牙の向こう
傷んだ羅針盤を掲げて
世界が傾く夜ほどに
遠くまで見えてる
深層を巡る海流は
見えない場所で向きを変えてゆく
綺麗に並ぶ浮標よりも
誰も使わぬ方角を選んだ
錆びた舵輪の軋みさえ
旅路の一部になってゆく
遠回りだった航路図が
いつしか海峡を結び
置き去ったはずの星座
振り向けば
同じ空
Still Me
灯台は沈まない
黒潮が牙を剥いても
誰かの海へ流されない
僕だけの深度がある
Still Me
砕けそうな夜明けも
軋んだ磁針を信じぬいて
探していた答えじゃなくて
選び続けてた航路
海鳥が描くあの弧は
迷いじゃなく意思の形
水平線の裂け目から
東雲の朝がせり上がる
Still Me
灯台は沈まない
あの日の逆風の先で
群れから逸れてる航跡が
誰にもない海になる
Still Me
白波の牙の向こう
傷んだ羅針盤を掲げて
世界が傾く夜ほどに
遠くまで見えてる
誰にもない海へ
傷んだ磁針が
北を向く

